ブログやTwitter、Facebookなどに写真を公開するとき、集合写真で友だちの顔を隠したりID隠したりするのにどんな加工してますか?
画像の加工方法をミスると、画像に変な演出しちゃうことになりますよ。
例えば街で撮った写真で、周りに写り込んでしまった人の顔をモザイク処理してしまったら・・・。どんなに良い写真が撮れていても、モザイク加工いれるだけで超絶台無しにしてるかもしれません。
画像の加工で代表的なモザイク、ぼかし、黒線の3種類について、最適な例を紹介します。今回はモザイク加工編です。
モザイク加工が合わない例 (周囲の人物編)
意外となんでもみんなモザイク加工してますが、モザイク加工は結構リスクあります。
冒頭で例にだした、「街で撮った写真で、周りに写り込んでしまった人の顔をモザイク処理した」という例を実際に見てみましょう。
フリー素材写真で、メインじゃない人たちの顔にモザイク処理を施してみました。
なんかもー台無しな写真感ありますよね。せっかく良い写真なのに、モザイクに囲まれるだけで残念な写真です。
ちなみに元の画像はこちら。
この写真の場合、最適な加工は「ぼかし」です。詳細は後日公開する「ぼかし編」で。
モザイク加工が合わない例 (個人情報編)
IDやパスワード、自宅の住所がバレてしまうような画像の加工にモザイクは合いません。なぜなら、モザイクは逆モザイク処理で復元できるからです。
つまり、せっかく隠したIDや住所など、全部バレバレになってしまうのです。
逆モザイク処理について、詳しくは書きませんが、モザイク処理ってそういうもんなんです。
悪いことしようとする人たちは、ネットに公開された画像から個人情報を必死に抜き出すんです。
モザイク加工が合う例
モザイク処理が合うのは「見えそうで見えない感を演出したいとき」や「バレてもいいけど、なんとなく隠しときたいモノ」です。
「見えそうで見えない感を演出したいとき」で、わかりやすいのはエロ画像。ほかにもブログなどで前半は隠して、後半は答えを見せたい時です。
例)
「和菓子職人に紙粘土でスイカを作ってもらったらこうなった!」
という記事のアイキャッチ画像。アイキャッチ画像段階ではガッツリモザイクいれて、記事の中で「で、完成したのがこちら」でモザイクなしを見せる。
「バレてもいいけど、なんとなく隠したいモノ」とは、映画のチケットを撮影してツイートするときの映画館の名前とか座席番号とかです。
こうやって改めて合う画像、合わない画像を考えるとモザイク処理ってほとんど合わないんだとわかります。
写真を台無しにしないためにも、モザイク加工しようとしたらふとこの記事を思い出してくださいね。
次回は「ぼかし」のNGパターンとOKパターンです。
オマケ:モザイク加工するのに便利なアプリ